平成十九(2007)年度 日本佛敎學會年報 第七十三號
仏教と智慧

本号掲載の論文は、すべて平成十九(2007)年09月11・12日の両日、武蔵野大学を会場として開催された本学会の学術大会において発表されたものである。本号の編集事務は花園大学において行なった。

論文

題目著者PDF
親鸞における信心の智慧について紅楳 英顕 PDF
「智慧」と、智と慧と加治 洋一 PDF
法華経註釈文献における智慧 ―天台智顗の場合―瀧 英寛 PDF
天台智顗における禅定と智慧について武藤 明範 PDF
天台仏教における境智冥合藤平 寛田 PDF
法身と智慧 ―理法身・智法身の形成―足立 俊弘 PDF
院政期天台文献における智慧について ―源信仮託書を中心として―道元 徹心 PDF
法然における『三学非器』の自覚 ―仏教と智慧―藤本 淨彦 PDF
西山教学における智慧について釋 真弥 PDF
道元禅師と智慧伊藤 秀憲 PDF
日蓮教学における「以信代慧」の論理原 愼定 PDF
親鸞における智慧 ―「真仏土文類」を手がかりとして―後藤 明信 PDF
道元禅師における般若と風鈴石井 清純 PDF
明信仏智と不了仏智 ―親鸞における「智慧」理解―武田 晋 PDF
信心の智慧 ―親鸞における「智慧」への視座―藤元 雅文 PDF
真宗仏道に開示される智慧の意義 ―智慧の念仏・信心の智慧を中心に―池田 真 PDF
説一切有部における無分別とされる五識に関する議論について ―『婆沙論』の記述を中心に―前田 英一 PDF
律文献に散見されるadhi-√sthā-の用語について岸野 亮示 PDF
密教における智慧の具象化野口 圭也 PDF
他空説における智慧谷口 富士夫 PDF
中観派からみた智慧の優劣小林 守 PDF
Dharmakīrtiの自己認識(svasaṃvedana)覚え書き久間 泰賢 PDF
禅定と智慧四津谷 孝道 PDF
智慧の主体とは誰か中島 志郎 PDF
知恵と時間田山 令史 PDF
金剛界マンダラを通して見た密教の特色 ―特に金剛鈴菩薩を中心として―乾 仁志 PDF
プラジュニャーカラグプタによるバルトリハリ批判 ―“sarvaṃ mithyā bravīmi”を巡って―渡辺 俊和 PDF
ラリタヴィスタラの方便思想外薗 幸一 PDF
パーリ十六慧と北傳「~慧者」リストの對應關係岩井 昌悟 PDF
明知(vidyā)と閃き(pratibhā) ―中世ヒンドゥー教哲学における一切智―戸田 裕久 PDF
パーリ語経典韻文中の「智慧(paññā)」について ―paññāはつねに「智慧」か?―橋本 哲夫 PDF
ブッダが悟った智慧とは何か望月 海慧 PDF
四諦と智慧 ―修道論との関係から―秋本 勝 PDF
親鸞における智慧の念仏について ―大乗の至極としての念仏義―山崎 龍明 PDF

書誌情報

書誌名平成十九(2007)年度 日本佛敎學會年報 第七十三號
仏教と智慧
発行平成二十(2008)年07月10日
印刷平成二十(2008)年06月30日
編集兼発行者中尾良信
京都市中京区西ノ京壺ノ内町8-1
花園大学国際禅学科内
印刷者井上一
京都市中京区東洞院通三条上ル
発行所日本佛教学会西部事務所
〒604-8456 京都市中京区西ノ京壺ノ内町8-1
花園大学国際禅学科内
著作権© 2008 The Nippon Buddhist Research Association.
ISSN0910-3287

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